Amazon S3にGUI・CLIでファイルをアップロード・ダウンロードする方法
おはようございます、加藤です。
今回は、Amazon S3バケットにGUI(Amazonマネジメントコンソール)、CLI(AWS CLI)それぞれでファイルをアップロード・ダウンロードする方法をまとめてみました。
S3バケット作成
動作検証を行うために、プライベートなバケットを作成します。
バケット名は「sample-bucket-[任意文字列]」としました。
以降はデフォルトのまま進めるだけです。
GUI: Amazon マネジメントコンソール(AMC)からの操作
GUIを使った操作方法を説明します。
下記URLにアクセスして操作します。
S3 Management Console
アップロード
早速アップロードを試してみましょう。
ファイルをアップロードしたいバケット名をクリックする。
概要タブを選択し、アップロードをクリックする。
ファイルを追加をクリックする。
ファイルが追加されている事を確認して、アップロードをクリックする。
ファイルがアップロードされている事を確認する。
ダウンロード
次はダウンロードです。
ファイルをダウンロードしたいバケット名をクリックする。
ダウンロードしたいファイル名をクリックする。
ダウンロードをクリックする。
CLI: AWS CLIからの操作
AWS CLIのインストール
Windowsの場合
下記ブログを参考にしてください。
Macの場合
下記ブログを参考にしてください。
Credentialファイルの設定
アクセスキー、シークレットアクセスキーをAWS 認証情報をCredentialファイルに記載します。
aws_mfa_device はMFAを使用していない場合は記載しません。
MFAは設定することをオススメします
OSによって配置場所が異なるので注意してください。
- Windows
- C:¥Users¥%username%¥.aws¥credentials
- Mac
- ~/.aws/credentials
[default] aws_access_key_id = AAAAAAAAAAAAAAAA1234 aws_secret_access_key = lkjlksjdlkfjaslkjJLKJLLKJsklajlkj1234lk23 aws_mfa_device = arn:aws:iam::1234567890123:mfa/yamada.taro
バケット一覧の確認
バケット一覧を確認します。
aws s3 ls 2018-05-21 19:09:53 sample-bucket-**********
アップロード
最初にアップロードしたいファイルが存在するディレクトリに移動します。
cd C:¥Users¥%username%¥tmp¥
cd ~/tmp/
ファイルをアップロードします。
aws s3 cp ./sampledata.txt s3://sample-bucket-**********/
フォルダを再帰的にアップロードします。
aws s3 cp ./sampledir s3://sample-bucket-**********/
ファイルがアップロードできたか確認します。
aws s3 ls s3://sample-bucket-**********/sampledata.txt
ダウンロード
最初にダウンロードファイルを保存したいディレクトリに移動します。
cd C:¥Users¥%username%¥tmp¥
cd ~/tmp/
ファイルをダウンロードします。
aws s3 cp s3://sample-bucket-**********/sampledata.txt ./
フォルダを再帰的にダウンロードします。
aws s3 cp s3://sample-bucket-**********/sampledir/ ./ --recursive
あとがき
S3は一度覚えてしまえば簡単に操作でき、ファイルの受け渡しやデータの保管場所として大変有用です。
また、99.999999999%というトンデモナイ耐久性の恩恵を受けることができます。(一般的にS3にアップロードすれば、それ以上の冗長化は不要)
とっつきやすいサービスなので、ぜひ触ってみてください!